内分泌代謝内科
内分泌代謝内科の診療内容です。
内分泌疾患
下垂体疾患 | 先端巨大症、クッシング病、プロラクチノーマ、下垂体機能低下症(汎下垂体機能低下症、成人成長ホルモン分泌不全症など)尿崩症、SIADHなど |
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甲状腺疾患 | バセドウ病、橋本病、亜急性甲状腺炎、Plummer病、甲状腺悪性腫瘍など |
副甲状腺疾患 | 原発性副甲状腺機能亢進症、二次性副甲状腺機能亢進症、三次性副甲状腺機能亢進症、特発性副甲状腺機能低下症など |
副腎疾患 | 原発性アルドステロン症、Cushing症候群、褐色細胞腫、副腎偶発腫、アジソン病など |
経験できること
甲状腺スクリーニングエコー、穿刺細胞診
毎週水曜日の午後、甲状腺疾患・副甲状腺疾患の診断を行います。
悪性疾患が疑われる場合などに穿刺を行い、良悪性を判断します。
非侵襲的な検査であり、習得できれば外来などでもすぐに行え、専門性の高い手技です。
疾患診断のための各種ホルモン負荷試験
基礎値だけでは分からない、内分泌腺の潜在的な機能をホルモン刺激薬剤を使用して評価します。
診断や治療方針が決定できる、内分泌分野の基本となる手技です。
副腎静脈サンプリング(放射線科と合同)
右の写真は「Cushing症候群」の画像です。
カンファレンス
内分泌症例カンファレンス(毎週水曜日1時間)
耳鼻科・放射線科との合同カンファレンス(月1回1時間)
代謝疾患
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経験できること
血管内皮機能検査(FMD)
駆血解除後の血管拡張反応を観察することで、血管内皮障害を判定します。
初期の動脈硬化の有無を判定する事ができます。
24時間持続血糖測定器(CGM)による血糖変動の検討
血糖値を24時間持続的に測定することによって、
血糖変動の激しい1型糖尿病などの血糖コントロールに役立ちます。
今まで知ることの出来なかった、血糖値の詳細な変動を知ることができます。
糖尿病回診(毎週月・木曜日:他科の周術期を中心とした血糖管理)
他科の周術期の血糖管理を中心に、週に2回病棟を回診して
インスリン・内服調節をします。
インスリンの使い方、血糖管理の方法が学べます。
外来糖尿病教室の主催(2ヶ月に1回)
外来の患者さんに向けて、2ヶ月に1度糖尿病教室を開いています。
患者教育の場面を担うことで、外来での指導にもつながります。
1型糖尿病患者会(月1回:Type1 Diabetes Salon)
若年の1型糖尿病患者さんを対象にしたお話会です。
2か月に1回程度でバーベキューやお花見をしたりしています。
2型糖尿病患者会(2ヶ月に1回:いなほ会)
島根大学医学部付属病院の患者会です。
調理実習や講義を通して、交流を行います。
小児糖尿病大山サマーキャンプへの参加
小中学生を対象とした1型糖尿病患児の合宿にスタッフとして参加します。
カンファレンス
糖尿病症例カンファレス(毎週月曜日1時間)